社会人留学ってどうなの?セブ島語学留学のススメ
私は27歳の時、約5年間勤めた会社を退職し、フィリピンにあるセブ島に語学留学に行きました。
結論から言うと、行ってきて本当によかったと思っています。
社会人が留学をためらう理由
おそらく、留学を考えているけど実際に踏み出すことのできない人のほとんどが
- 金銭的な問題
- 時間の問題(仕事がある場合)
- 帰国後の身の振り問題
- ”今更留学なんて”と年齢的が気になる
以上4点の折り合いがつかず、諦めているのではないかと思います。
1.金銭的な問題
費用に関して言えばセブ島留学は、他の留学先と比べて敷居が低いです。
私は2ヶ月間で授業料、飛行機代、観光代含めて60万円くらい使いましたが、十分遊びも勉強も満喫することができました。
セブ島留学の節約術
ちなみに私は部屋を個室にしており、アクティビティや現地観光も積極的に楽しんでいました。部屋を他の生徒と共同のドミトリータイプにしたり、観光に行かずに勉強に専念しするのであれば費用はもっと抑えられると思います。
また日本人経営の語学学校はインターンの生徒を募集しているので、そちらに応募して働きながら勉強をするのもオススメ。
観光もツアーを利用せず、タクシーやジプニーなど、公共交通機関で自力行くことができれば、費用を半分以下に抑えられます。セブシティ観光はバッチメイト(同じ日に入学した同期のような存在)とタクシーで行きましたが、ツアーだと1万円くらいするところを3,000円くらいで楽しむことができましたよ。
ツアー予約サイトを比較して節約
そうはいっても見知らぬ異国。自力で観光に行くのはなかなか大変ですよね。そういう場合はツアー予約サイトを上手に活用するのがオススメです。
学校や現地でもパッケージツアーは用意されています。 しかし、ツアー料金は会社によってピンキリ。あらかじめ行きたい場所をピックアップし、各ツアーを比較検討しておけば後悔のない時間を過ごせると思います!
とはいえ、学校で出会った仲間と一緒に旅先を決めるのも留学の醍醐味。
どんな場合でも楽しめるように、いろんな選択肢を用意しておくと余裕ができていいと思います。
2.時間的な問題
日々忙しく働いている社会人にとって、まとまった時間を作ることは、大きな課題ではないでしょうか。
超短期だと2泊3日から留学が可能
学校にもよりますが、セブの語学学校は一般的に一週間から留学が可能というところが多いです。しかし、私が通っていたQQEnglishという学校は2泊3日の超短期コースもありました。
短い期間なので英語がペラペラに!というのは無理だと思いますが、本格的な留学を迷っているのであれば、まずはこのプランを試してみてはいかがでしょうか。
海外の雰囲気を味わい、またセブ留学の魅力であるのマンツーマンの授業をみっちり受ける事ができるのは良い刺激になると思います。
(※もしかしたらこのプランなくなってるかも?その都度制度の確認をお願いいたします。2019.5.22)
オンラインレッスンという手も!
また補足になりますが、QQEnglishは英会話のオンラインレッスンを日本でも受けることができます。超短期留学で刺激を受け、帰国後にオンラインレッスンを受け勉強を続けることもできる。全く英語が話せない人が、数日でも英語しか話してはいけない極限状態を経験すると、大きく気持ちが変わるはずです!
3.帰国後の展望
社会人にとって、帰国後の仕事と生活も大きな課題です。
これに関しては一口に語るのはとても難しいのですが、” 遊びに行ったわけではなく、きちんと目的を持って行った ”と語ることができることが大切だと思います。
私は留学を理由に面接を落とされたことはないです。
現在は外国人観光客がよく訪れる観光地で日々英語を話しながら働いています。
既婚女性は慎重になった方がいいかも
ただ、留学に限らず…なのですが、既婚の女性は一度正社員を辞めてしまうと、いろいろと面倒です。仕事を続けたい、新しく探したい場合は、面接で出産問題などをしつこく聞かれることになると思うので、休職するなり、有給を利用するなり、会社は辞めない方向で動いた方がいいのかな、と思います。
4.今更留学なんて、と踏ん切りがつかない大人の方へ
私自身、留学前はとても悩みました。英語力は良く見積もって中学生レベル。海外旅行には時々行っていましたが、とても会話が成り立つようなレベルではありません。
しかも27歳、アラサーです。キャリアへの不安もあり、踏み切るのにとても勇気がいりました。
しかし、行ってみて分かったことがあります。
勉強することは、何歳からでも遅くないということ。
世の中にはいくつになっても前向きに、自分のやりたいことにチャレンジしている大人がたくさんいるということを。
英語を学ぶ白髪の紳士
私は2か月間留学していたのですが、その間ずっと70歳を超えているであろう、白髪の男性が何名かいらっしゃいました。
年齢を重ねてもなお、新しい世界に挑戦しいて、とても素敵です。
その姿に何度も励まされ、勇気をもらいました。
留学に行って良かったこと
多様なバックグラウンドと価値観をもった人と、フラットな状態で出会える
現地に行くと、学生や他国からの留学生はもちろん、意外にも社会人留学生も多いです。フリーランスの人、大手企業に勤めていて語学研修の一環でくる人、休職をしてくる人。
普段生活をしていると、ある程度限定された人間関係の中で日々を過ごしがちですが、留学先では多様な人々との出会いが待っています。また、同じ場所に集まる人たちは、不思議とどこか価値観が似ているんです。
短期間の付き合いと分かっているから、というのもあると思いますが、立場関係なくフラットに付き合える人間関係は学生以来で、社会人の私にとってはすごく楽しかったですね。
努力すれば英語力は必ずつく
語学力の伸びは、正直とても個人差があったように思います。でも、努力をしていた人はちゃんと望む結果を得られていたように見えました。
人それぞれモチベーションや、目指すものも違うので比べることは難しいのですが、漠然と授業を受けるのではなく、「日常会話や映画を字幕なしで見れるようになりたい」だとか、「英語でこういう分野の話をできるようになりたい」だとか、小さな具体的な目標をたくさん用意するのは大切だと思います。
結構環境が変わると、心身にストレスがたまるので、自分の達成感・充足感を上手にコントロールできるのは留学成功のカギです。
やりたいことがあるというのは、とても幸せなこと
ここまでセブ島留学について、いろんな側面から語ってきましたが、真剣に悩んでいる方はそれだけである意味幸せなのだと思います。
私の周囲では、自分がやりたいことも分からなくなってしまってる人もたくさんいるので。学びたい、行ってみたい、そのポジティブな気持ちを大切に突き進んだ先には、とても良い未来が待っていると思います。
留学では、純粋に自分の興味関心のあるものを追求できる楽しさを久しぶりに感じました。日本にはない開放感溢れる景色や人々。頭を空っぽにしてそういうものを感じることも人生においてとても貴重な財産だったと思います。
とても勇気が必要だったけど、私は行ってよかったです!
私の体験談が少しでも、悩んでいる方の参考になったら嬉しいです。
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